感染症専門家の水野泰孝先生に聞く!DX化で新型コロナに立ち向かう クリニックの工夫を大公開

2020‐2021年の年末年始にかけて、日本国内では新型コロナウイルスの感染が全国規模での広がりを見せました。まだ発熱外来等の設置もそこまで進んでいなかった頃で、クリニック・診療所はどのように感染対策をとるべきか悩まれていた方は多かった時期でもありました。そんな2021年1月、日本感染症学会指導医・専門医でグローバルヘルスケアクリニック院長の水野泰孝先生を講師としてお招きし、専門医による感染症対策ウェビナーを開催しました。水野先生は、感染拡大以降、感染症専門医のお立場で多数のメディアに出演し、一般の方に対しても感染対策を呼びかける活動を精力的にされています。

本ウェビナーでは、水野先生が院長をつとめるグローバルヘルスケアクリニックでの発熱患者の対応など、実際に水野先生が実践されている感染対策について解説していただきました。また、効率的な感染対策を実現するためにどのようなシステムを活用していくべきか、IT活用による院内のDX化についても議論させていただきました。受診相談にも対応されているオンライン診療についても詳しくお話しいただきました。

登壇者

  • グローバルヘルスケアクリニック
    院長  水野泰孝

    大学病院やナショナルセンターを基盤に、小児科および感染症内科、特に「グローバルヘルス」と呼ばれる領域に長年関わってこられました。2019年6月、千代田区麹町にグローバルヘルスケアクリニック
    をご開業。子どもから年配の方々までの健康管理を担うかかりつけ医として、地域医療に貢献されています。
    新型コロナ感染拡大以降は、日本感染症学会指導医・専門医というお立場から多数のメディアに出演し、正しい医療情報をより多くの方に発信するべく精力的に活動されています。

  • 株式会社シィ・エム・エス
    執行役員  木村太

    シィ・エム・エス所属(エムスリーグループ)。
    2013年首都圏営業所所長を経て、2019年より現職。数百施設の新規開業やシステムの導入、提案を経験し、診療所に合ったITシステムの提案と現場で経験した運用ノウハウを提供。現在も、電子カルテM3DigiKarの提供や院内のDX化、新規開業に関する相談を受けています。

  • 株式会社メディアコンテンツファクトリー
    代表取締役  毛塚牧人

    大阪大学人間科学部卒。コンサルティング会社マネージャー、医療系ベンチャー取締役兼営業本部長を経て、2008年より現職。 医療コミュニケーションを専門とし、WEB問診SymViewの企画・開発者。2020年度同サービスにてグッドデザイン賞受賞。現在は医療従事者・患者双方の視点で、SymViewに続く新規サービス開発に従事。

内容

感染症内科・トラベルクリニックで開業した経緯

もともとは開業をする予定がなかったそうですが、50歳を機に、これまで大学院でやられてきたことや海外でのご経験を活かしたい、小児科医として子どもたちの診療もやりたいという思いが生まれ、開業を決意されました。開業時期は、新型コロナが発生する以前であったことから、感染症内科での開業は珍しく、経営面でも難しいのではという懸念もあったそうですが、実際に開業をしてみると、感染症に不安をお持ちの患者さんは意外なほどに多く、特に寄生虫感染症の患者さんの診察は、日本でもかなり多い方だそうです。

クリニックでの感染対策について

グローバルヘルスケアクリニックの院内図を見せていただきながら、発熱患者さんの診察フローを解説していただきました。感染疑いの強い患者さんが来院してから帰宅されるまでどう動くのか、また、そういった患者さんのトリアージはどのようにしているかをお話しいただきました。

クラウド型電子カルテ&電子署名を導入して効率化を実現

水野先生は、開業当時からクラウド型電子カルテ、WEB問診を導入されました。なぜクラウド型にこだわったのかの理由をお聞かせいただきながら、どのように活用されているのかご説明いただきました。特に、トラベルクリニックとしてワクチンの接種が多いグローバルヘルスケアクリニックでは、WEB問診でワクチンに関する説明や電子サインを便利に使っていただいており、具体的なご利用方法をお話しいただきました。

オンライン診療について

オンライン診療は、感染対策として導入した医療機関が多い反面、どういう患者さんに対して利用していくべきか悩まれている先生も多くいらっしゃいます。グローバルヘルスケアクリニックでもいち早くオンライン診療を導入されていましたので、水野先生はどのように活用されているのかを伺いました。当院では、具体的な症状の診察だけでなく、相談にも対応されているというお話が印象的で、オンライン診療の新たな活用方法として多くの医療機関で参考になるお話です。

参加ドクターからは
こんな質問がでました

コロナの人とコロナ以外の人が同じ隔離室を使って問題ないのでしょうか?
感染患者さんとのやりとりはどのようにしていますか?
抗原検査とPCR検査をどう使い分けていますか?
自宅療養されている患者さんで重症化を見逃さないポイントはありますか?

ウェビナーで
これらの質問にお答えします

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