医療DXによる新しいワークフローのススメ

株式会社シィ・エム・エスの木村さんとMICTコンサルティングの大西さんをお迎えして行ったウェビナーです。
新型コロナウイルスの流行拡大により、各界においてデジタル化の波が一気に押し寄せました。医療業界も例外ではなく、これまでの診療所経営の当たり前が通用しない時代になりました。LINE公式アカウント、オンライン診療、自動精算機等が普及したことにより、患者動線が劇的に変化しました。電話での問合せ手段しかもたない、来院を原則とするという旧態依然とした診療所では、新規患者の獲得は、今後ますます難しくなっていくことが予想されます。
また、DX化により患者動線が変化したことで、クリニックのワークフローも大きく変容しようとしています。システムに任せるべき仕事、人でなくてはできない仕事と、院内の業務は区別されていきます。これからの診療所経営では、どこに人的コストをかけ、どの業務をシステムに任せるべきかを経営者は見極めていかなければいけません。
本ウェビナーでは、これから先の5年を見据え、私たちはどのように患者さんとコミュニケーションをとり、院内の業務を効率化しながらも選ばれる診療所づくりをしていくべきかを考えました。最新のICTを活用した新しいワークフローの構築方法を3人の専門家が解説しました。

登壇者

  • 株式会社シィ・エム・エス
    執行役員 営業統括部長  木村太

    シィ・エム・エス所属(エムスリーグループ)。
    2013年首都圏営業所所長を経て、2019年より現職。数百施設の新規開業やシステムの導入、提案を経験し、診療所に合ったITシステムの提案と現場で経験した運用ノウハウを提供。現在も、電子カルテM3DigiKarの提供や院内のDX化、新規開業に関する相談を受けています。

  • MICTコンサルティング株式会社
    代表取締役  大西大輔

    一橋大学院MBAコース修了後、医療経営コンサルティングファーム「日本経営グループ」入社。電子カルテの展示場「MEDiPlaza」設立、統括マネージャー。16年コンサルタントとして独立し、「MICTコンサルティング」を設立、現代表。過去3,000件を超える診療所・中小病院へのシステム導入・経営コンサルタントの実績から、医師会、保険医協会などの医療系の公的団体を中心に講演活動および執筆活動を行っている。

  • 株式会社メディアコンテンツファクトリー
    代表取締役社長  毛塚牧人

    大阪大学人間科学部卒。コンサルティング会社マネージャー、医療系ベンチャー取締役兼営業本部長を経て、2008年より現職。 医療コミュニケーションを専門とし、WEB問診SymViewの企画・開発者。2020年度同サービスにてグッドデザイン賞受賞。現在は医療従事者・患者双方の視点で、SymViewに続く新規サービス開発に従事。「医療をもっとわかりやすく」を基本コンセプトに、一般の人が何を知るべきか、医療機関・医療従事者は患者に何を伝えるべきかを模索中。

内容

医療DXの10年の歩み

大西さんより、紙カルテ・紙レセプトの時代からどのようにして現在のデジタル技術を活用する時代へ進化してきたか、医療ITの10年間の変遷を振り返っていただきました。また、コロナ禍で人と人との接触を減らすために、急速に進むデジタル化について時系列に解説しました。

これからの診療所経営に必要なこと

今後患者さんに選ばれるクリニックになるために取り組むべきことを考えてみると、患者さんの希望を叶えるためにはICTの活用が欠かせません。現在、外来の工程ごとにどのようなツールが活用できて、それぞれどのような効果が期待できるかを解説しました。

新しいワークフローの検討

現在のシニアのスマホ利用率についてのデータをご紹介し、患者さんが急速にデジタルシフトしている状況を説明しました。さらに、みやはら耳鼻咽喉科様の例を挙げ、ITツールの上手な使い方についてお話ししました。また、木村さんに電子カルテにおける状況をご説明いただきました。電子カルテがとても高価だったことの理由に触れ、以前の商習慣についてのお話をしていただきました。

医療DXの価値とは

電子カルテやWEB問診が提供する価値について3名でディスカッションしました。また、今後電子カルテはどうなっていくのか?選ばれる基準はどんなところなのか?という話題で盛り上がりました。

参加ドクターからは
こんな質問がでました

ワークフローを変えたいと思っているのですが、スタッフを説得し協力いただけるコツはありますか?
電子カルテもWEB問診もクラウドですが、セキュリティが心配です。
ネット障害が起きたらどうするのですか?
オンプレカルテの良いところはどんなところですか?

ウェビナーで
これらの質問にお答えします

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