人材コンサルタントに聞く!医師のキャリア形成

南山堂共催のオンライン勉強会、「医師として経営者としてのキャリアパスの描き方」第2部です。第2部では、医師、看護師を中心とするプロフェッショナル人材紹介を行う株式会社フィデスより、経験豊富な人材コンサルタント2名をお招きし、医師のキャリア形成について伺いました。実際の開業してうまくいった事例、うまくいかなかった事例等を交えながら、近年多様化してきた医師のキャリアプランについて解説していただきました。将来開業を考えているがどんなことに注意して準備するべきか、開業する前にクリニックへの勤務をするべきか等のお悩みをお持ちの先生は必見です。

登壇者

  • 株式会社フィデス
    マネージャー  野村

    2010年より大手医療人材会社勤務。医療系人材紹介事業の経験は10年を超える。営業職、マネージャー職を経験。国家資格キャリアコンサルタント取得。

  • 株式会社フィデス
    マネージャー  寺前

    美容系PR職を経て2012年より大手医療系人材紹介会社勤務。医師紹介事業に携わって8年。営業職、マネージャー職、MS法人やクリニックのコンサルティングを経験。

  • 株式会社メディアコンテンツファクトリー
    代表取締役社長  毛塚牧人

    大阪大学人間科学部卒。コンサルティング会社マネージャー、医療系ベンチャー取締役兼営業本部長を経て、2008年より現職。 医療コミュニケーションを専門とし、WEB問診SymViewの企画・開発者。2020年度同サービスにてグッドデザイン賞受賞。現在は医療従事者・患者双方の視点で、SymViewに続く新規サービス開発に従事。年間20本以上のWEBセミナーに出演。

内容

多様化する医師のキャリアプラン

コンサルタント・野村さんより、改めて医師のキャリアにはどのようなものがあるのか解説していただきました。大学病院、市中病院、開業、雇われ院長、クリニック勤務医等、個々のライフステージやキャリアプランに合わせて選択されています。さらに、多くの先生が転職・開業を考えられるタイミングの傾向を伺うと、大学入局から10年目の節目、家族に合わせた生活スタイルの変化があった時、ローンの観点から40代にさしかかる頃の3つのタイミングが多いそうです。

開業・転職のパターン

転職・開業のパターンを事例を交えてご紹介いただきました。まず一度クリニックへの転職を経てから開業して成功した例や、開業資金準備のために専門とは異なる高額自由診療の領域へ転職し、思ったよりも苦労が多かった例、一度クリニックの雇われ院長を経験し、そのまま定着した例等をお話しいただきました。また、近年クリニックでの雇われ院長をするケースが増えてきている背景について掘り下げました。

開業がうまくいかなかった事例

開業がうまくいかなかった事例についてもお話いただきました。要因はさまざまありますが、コンサルタント・寺前さんによると、開業を準備する前に家族の理解を得ることは意外と「大丈夫だろう」と後回しにされていることが多く、最後の最後にストップしてしまうケースが多いため、計画する前にしっかり伝えて理解を得ておくことが重要だそうです。さらに、コンサルタントの立場から見て、開業をする上で専門医資格があることは重要なのかを伺いました。

人材紹介会社を利用するメリット

個人的なつながりによる紹介などさまざまな転職方法がありますが、人材紹介会社を利用するとどんなメリットがあるのかを伺いました。メリットとして、契約内容の締結がしっかりとできる点、色々なサポートを受けられる点が挙げられ、実際にアフターサポートの部分でどんな相談内容が多いのか等を教えていただきました。

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