患者が集まる「地域のかかりつけ医」戦略

今回は「地域のかかりつけ医」を目指し、東京・湾岸地域で5院展開されている医療法人社団モルゲンロートの理事長・小暮 裕之先生をゲストにお招きしました。小暮先生は患者が安心できる医療を、いつでも提供できるクリニックを実現されています。その経営の基盤である自律型組織の育成法など、未来志向の医院経営について詳しくお話しいただきました。また、現在取り組まれている海外でのクリニック開業等、社会貢献事業へ積極的に取り組む理由、思いにも迫りました。

登壇者

  • 医療法人社団モルゲンロート
    理事長  小暮 裕之

    2010 年に有明こどもクリニック有明院をご開院後、有明 みんなクリニック、有明ひふかクリニックなど、東京湾岸地域に計5院をご開業。 2019 年、病児保育施設「フローレンス豊洲 」をご開園。そのほかにも、医師に医院経営を教える医療経営大学を開設され、医療関係者 3,000名以上が学んでいる。働くパパママの子育て支援を通じて、2人目・3人目が産みやすい社会を作っていきたいという思いのもと、地域医療に大きく貢献されている。

  • 株式会社レイヤード
    代表取締役社長  毛塚 牧人

    大阪大学人間科学部卒。コンサルティング会社マネージャー、医療系ベンチャー取締役兼営業本部長を経て、2008年より現職。医療コミュニケーションを専門とし、WEB問診SymViewの企画・開発者。2020年度同サービスにてグッドデザイン賞受賞。現在は医療従事者・患者双方の視点で、SymViewに続く新規サービス開発に従事。 ※2022年7月株式会社メディアコンテンツファクトリーより社名変更

内容

医療法人社団モルゲンロートについて

小暮先生が最初の開業に至った経緯や東京の湾岸地域を選んだ理由を伺いました。その後、約10年で湾岸地域で5院展開を進められました。分院展開を始めた当初は、スタッフの8割が退職してしまうなどの問題が発生し、悩まれたこともあるそうです。そのような状況をどのように乗り越えられたか、また、経営者としてどのように経営の知識を得ていったのかをお話しいただきました。

組織の作り方

現在運用されている組織図を見せていただきました。小暮先生はクリニックの業務を離れ、理事長として新規事業の開発に注力されています。各クリニックの院長を束ねる統括院長、医療事務や看護師を束ねる総事務長を配置し、クリニックの業務はすべて任せているそうです。そのような組織構成へ至った経緯や先生の考えを伺いました。

人材採用について

小暮先生が不在でも困らない組織を作るために、どのような工夫をされているのかを聞きました。ひとつは、採用の際に明確な採用基準を用いて、内定を絞ること。また、「患者さんを安心させる」という医療の基本に留まらず、「社会貢献して、人を喜ばせていく」という考えに対応できるかどうかという目線で採用をしているそうです。

システム活用について

医療法人社団モルゲンロートでは、デジタル化を積極的に進め、生産性向上を意識されています。現在クリニックに導入しているシステムについて紹介いただきました。弊社の電話自動応答システム、アイバーも導入していただいており、電話業務の削減に役立てていただいています。

自身のキャリアと今後の展望

小暮先生は日本の子どもが日々減少していることに強い課題感を持ち、クリニックの現場で医師を続けることよりも、経営者として課題解決への取り組みをすることを選択されました。現在は、医療が求められているベトナムでクリニックを開くことに尽力されています。規制が厳しく、日本国内で実現しづらいことは、まず海外で実績を作り、後に日本でも活かしていきたいと展望をお話しいただきました。

参加ドクターからは
こんな質問がでました

クリニックの一番の特色は医師自身だと思います。医師としての仕事の割合が減ると、自分のクリニックじゃなくなっていくような寂しさや不安はなかったですか。
小暮先生は実現や成長に対してのエネルギーやパワーがとても強いと感じるのですが、その原動力はなんですか。
スタッフがまとめて退職してしまった時の乗り切り方はありますか?クリニック内で行った改革などありますか。
先生個人の感覚として、コロナ前とコロナ後でなにが一番大きく変わり、これからどのようになっていくと思いますか。

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これらの質問にお答えします

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