内容
2021年末予測の振り返り(スマート決済・オンライン診療)
前回(2021年末)に取り上げたテーマ「スマート決済」、「オンライン診療」について、2022年に流行したかどうかを振り返りました。スマート決済(キャッシュレスサービス)は医療機関を含め、多くの施設に浸透しました。また、オンライン診療も診療方法の選択肢の一つとして普及が進みました。しかし、導入する医療機関は増えた一方、実際の使用機会はそれほど増えなかった印象があるため、2023年のさらなる躍進が期待されました。
2021年末予測の振り返り(スピーカープレゼンテーマ)
前回(2021年末)のウェビナーでは、河村さんは「インスタ広告」、大西さんは「デジタル・ネイティブ世代の採用」、毛塚からは「PRMツール」が流行するのではないかとお話ししていました。ウェビナー開催当時、どれも注目のテーマでしたが、コロナ第7波が影響し、医療機関がひっ迫する状況が予想外に長引いていること等が影響し、思ったよりも流行しなかったものもありました。採用については、人材不足の中で、デジタルネイティブ世代の採用を成功させるコツについて盛り上がりました。
2023年の医療分野トレンド予測(政府が推進する医療DX・電子処方箋)
医療に関する様々なテーマから「政府が推進する医療DX」「電子処方箋」の2つのテーマに絞って2023年に流行するかどうかをディスカッションしました。「政府が推進する医療DX」については、世界的にも遅れている日本のデジタル基盤を整備するためにも積極的に進めていく必要があり、スピーカー3名とも浸透するという予測でした。そして、まもなく運用スタートする電子処方箋については、準備が整っておらず、医療機関は混乱が見込まれるので2023年はまだまだ浸透しないのではないかという意見がありました。
スピーカーによる予測・2023年流行るものとは?
スピーカー3名それぞれが2023年に流行るものをプレゼンしました。河村さんは「オンライン併用の診療スタイル」、大西さんは「デジタルバリアフリー関連商品」、毛塚は「1to1コミュニケーション」を挙げ、なぜ流行ると思うのかを解説しました。ウェビナー参加者も投票形式でそれぞれの予測に参加していただきました。